手作りのジェンダーリビールケーキとドキドキの性別発表
ジェンダーリビールケーキ
何それ?
ジェンダー?…性別?
今まで聞いたこともないワード。
と思った男性諸君は多いんじゃないでしょうか?
僕もそうでした。知らない妊娠関連ワードが多すぎます。
妊娠20週のある日、妻が言いました。
「今日の検診で性別分かったよ!だから、サプライズでケーキつくりました」
性別発表でケーキはあまりピンときませんでしたが、妻との会話のやり取りとネット検索で概要はつかめました。
ケーキをカットしてでてくる具材を見て赤ちゃんの性別を発表する妊娠中のイベントの1つだそうです。
妊娠16週を超えたあたりから、検診が近づくと夫婦2人でそわそわしていました。
「もうそろそろか?」 「どっちなんやろ?」と。
無事に生まれてきてくれたらどちらでもいいとうのが前提ではありましたが、なんとなく女の子の方が可愛いような気がしていた僕。
男親あるある?ですね。
しかし、検診はいつも通り淡々と進み、性別を匂わす言葉1つなく終わっていました。
妻曰く、診察室特有の空気感と質問しにくい雰囲気で、毎回聞けずに終わるそうです。
そんな中、妊娠20週の検診は、いつものおじいちゃん先生ではなく、女医の先生でした。
この日は胎児スクリーニングの日ということもあり、いつもより長めに細かく検査してくれました。
そして診察の最後に先生がひとこと、
「性別もう聞いてる?知りたい?」と。
ついにきました!この瞬間が!
と妻は思ったでしょう。
一足早く赤ちゃんの性別を知った妻は、家に帰り僕の仕事が終わるのを待つ間、サプライズのジェンダーリビールケーキを作っていてくれたのです。
そして冒頭のセリフに戻ります。
「今日の検診で性別分かったよ!だから、サプライズでケーキつくりました」
「ついにこの時がきたか」
と静かにつぶやく僕。
本当は内心、テンション爆上りでしたが、それは表に出さず。
ちなみに我が家のジェンダーリビールケーキはこれでした👇
ジェンダーリビールケーキならぬジェンダーリビールホットケーキ!
なるほど、朝ごはんで食べるために買ってあったホットケーキミックスと3時のおやつで食べるはずのきのこの山/たけのこの里セットを使ったというわけですか。
安上がりでいいじゃないですか!
見栄えも悪くない!
そして、あとはこれを僕が一刀両断すればいいだけです。
そうすれば、おなかの赤ちゃんが男の子か女の子かわかるというわけです。
緊張の瞬間、僕は一呼吸おいて
「じゃあ、切ります」
「きのこの山が出たら男 たけのこの里が出たら女やな」
「切るで!」
と何度も繰り返し、1分ほどの時間をかけてホットケーキにメスを入れる。
1つ、2つ、3つとメスというかナイフを刺した時、
「コツン」と何かが当たる感覚。
クッキー部分に当たる感触、、、
もうすぐです。
さあ、もったいぶらずに姿を見せなさい!と心で思ったがどうかは覚えていませんが、
4振り程度メスをいれると案外簡単にその内容物は転がり落ちました。
結果は….
「き、きのこ、 のやま」
といことは?
「男の子かああ!」
妊娠18週を過ぎてもエコー写真に、男性特有のいちもつが映らなかったため、内心では女の子と思っていた僕たち夫婦。
僕の中では女の子という想定でいろいろ将来の育て方や遊ぶ姿を想像していましたが、一瞬でそれが変わりました。
とは言ってももちろん男の子でもとても嬉しかったです。
このキノコを見た瞬間から頭の中で思い描く映像がいっきにキャッチボールをしたり、虫取りに行ったり、キャンプに行ったりと男の子っぽい想像に入れ替わり、それはそれで楽しそうだなと思った瞬間でした。
今現在妊娠中の方や旦那さん。
今お腹にいる赤ちゃんの一生に一回の性別発表、楽しく思い出に残るものにしてください。
おわり