妊娠9週の壁を乗り越えると、なんか大丈夫感が 一気に増した
こんにちわ、百茶パパです。
長い期間不妊治療をしてきて、やっとの思いで妊娠し第1の壁である心拍確認を乗り越えると、喜んだのもつかぬ間、すぐに次の壁がやってきます。
そう、魔の9週
妊娠6-7週ではじめて心拍確認をされてから、意気揚々と母子手帳をもらいに行き、我が子の成長に期待を膨らませている矢先の検診で心拍が止まってしまっていた。
そういったことが起こりやすいのが、この妊娠9週前後の検診。
今思うと心拍確認を終えてから、この9週を超えるまでの1か月が、妊娠期間中で最も長く感じました。
今日はそんなお話です。
2022年 3月18日 妊娠9週1日目、魔の9週
初めての心拍確認で胎芽の大きさが2mmと言われたあの日から(👇過去記事参照)
google先生が親友かというくらい、検索魔になり果ててしまった僕たち夫婦。
妊娠6週で2mmは小さいのでは? この週での平均はどれくらい?
妊娠9週までに流産する確率はどれくらい? なんか最初あったつわりが減ってきた気がする などなど。
その時々に思いつく疑問を、この米粒にも満たない小さなお子の成長が、他の人と比べて正常なのかを逐一調べてしまうのです。
そして多くのネガティブな情報に翻弄される、そんな毎日でした。
子供が無事に生まれてきてくれた今だから言えることですが、結局この時期の妊娠経過がうまくいくかなんて、
「なるようにしかならない」というのが今の本音です。
妊娠初期の流産というのは、医学的治療でどうこうなるものでもなく、というか防げる治療法はほぼないのです。
そして親がどう努力しても頑張っても、なるようにしかならない。
そんな情報がどのサイトにも書いてありました。
しかし、そんなことは分かっているんです。
分かっているけど調べずにはいれない、ちょっとでも心が安心できる情報に触れたい、そんな思いになるんですね。
この時期は本当にyahoo!知恵袋で同じ悩みの投稿を確認したり、週数のエコー写真を見て、自分のお子の写真と比較して一喜一憂していました。
僕たち夫婦がこの魔の9週を人一倍意識してしまっていたのには理由があります。
過去に2度、この壁を越えられずに流産してしまっていた過去があるからです。
その悲しさと恐怖の記憶が、普通の人ならなんて事のないこの壁を、より高い壁へとイメージ変換させてしまっていたのです。
そして妊娠9週1日目、検診の日
この日を無事乗り換えれるか 9週の壁 高い高い壁。
この日は僕は仕事で同行できず、妻がひとりで受診。
仕事をしていてもどこか頭の片隅にある検診のこと。
でも仕事に没頭している分、頭の片隅だけに留めて置ける僕はまだマシな方で、
きっと朝から検診までの間、結果のことが頭から離れない妻はもっとしんどかったでしょう。
病院へ行くまでの時間、診察までの待つ時間、診察室に入ってからの緊張感、内診台へ移動するまでの胸の高鳴り、想像するだけでしんどいです。
検診結果は毎回、仕事中にLINEで知らせると結果がダメだった時、仕事に支障をきたすという気遣いから帰宅後と決めていました。
仕事が終わり家へ帰る車中では、
「もう結果がでているし、ここで悩んでも考えても仕方ない!」
的な胸中で、逆に清々しささえあったように記憶しています。
結果は心拍確認+ CRL(頭臀長)20.1mm 問題なし ということで、
はじめての心拍確認の時は2mmだった我が子が10倍にも成長していて、小さめだった大きさも平均範囲まで大きくなっていました。
長かった不妊治療、うまくいかなかった過去、
まだまだ妊娠生活は長いけれど、なんか大丈夫感が一気に増した、
そんな日でした。 終わり。